トレード記録ツール 日々トレ FXではトレードにタグをつけることができます。
トレードの振り返りに便利なタグ機能について、操作方法と実例集を解説します。
タグの考え方
SNSなどでおなじみのタグ(ハッシュタグとも呼ばれる)を各トレードにつけることができます。
タグをつけておけば、後々そのタグで検索することができます。
後で見返すときに役立ちそうな情報をタグとしてつけておきましょう。
日々トレ FXではタグ条件の論理式検索が可能です。
AND、OR、NOT、カッコを含んだ検索に対応しています。
見たいトレードを過不足なく検索できるので便利です。
特徴、使い方
- タグはユーザーが自由に付けられますが、事前にアプリに登録しておく必要があります。
- 登録用の管理画面をタグマネージャーと呼びます。
- 同類のタグはグルーピングできます(例:USDJPY、EURJPY→通貨ペアのグループにまとめる)。
- 1トレードに最大12個までタグをつけることができます。
- 9つのグループ枠があるので、その中にタグを追加する形で使用してください。
タグマネージャーの使い方(動画)
タグ(グループ)の追加、編集、削除、移動のやり方を1分少々の簡単な動画で解説しています。
タグのつけ方(グループ名)アイディア集
工夫次第で様々な使い方ができる反面、自由すぎて逆に困るという方もいるかと思います。
そんな方のためにタグ設定の例をいくつかあげたいと思います。参考にしてください。
通貨ペア
1つの通貨ペアしか監視しない人は不要ですが、基本的には設定した方が良いです。
通貨ペアのタグを設定することで、インポート機能で自動入力することもできます
売買方向
チャート画像だけでは売買方向がわかりにくい場合があるので、設定してもよいかと。
スワップポイント等の影響により売り買いに成績差が出る場合も考えられます。
トレード手法
複数のトレード手法を持っている方はトレード手法をタグ付けしましょう。ほかの項目に比べて比較的成績差が表れやすい項目かと思います。
曜日
曜日ごとの違いを見るのも面白いかもしれません。曜日ごとの生活スタイルの違いがトレード成績のにも表れる可能性があります。
時間帯
- 東京時間は落ち着いた値動き
- ロンドン時間はEURやGBPの値動きが激しい
- ニューヨーク時間は特に値動きが激しい
など、時間帯によって値動きに特徴があります。自分のトレード手法と相性の良い時間帯を調べてみましょう。
時間足
同じ手法でも、例えば1時間足のレンジトレードと4時間足のレンジトレードで違いはあるか?などを調べることができます。
負けパターン
負けパターンもタグ付けしてしまいましょう。
負けトレードのうちその負けパターンがどれぐらいの割合なのかを定量的に調べることができます。
記録内容
過去検証やトレードを見送った場面、トレードシナリオなど、リアルトレード以外の記録にも日々トレ FXを活用しましょう。
FXブロガーなど他の人のトレードで参考になったものがあれば専用のタグ(○○さんのトレード)をつけて記録しましょう。
利確ルール
相場状況に応じて複数の利確ルールを使い分ける方もいらっしゃると思います。利確ルールの妥当性を調べるのに便利です。
例えば、「ボリンジャーバンド±2σ」で利確したトレードを調べてみたら、実際は2σよりもさらに伸びるパターンが多い → 利確ルールの再考
という使い方ができます。
自己評価
トレードに5段階の自己評価をつけてみても面白いかもしれません。
例えば、
エントリーも利確もシナリオ通りの完璧なトレードができた→評価5
エントリーは完璧だが、利確は少し反省→評価4
など
エントリー後の動き
同じ勝ちトレードでも、逆行が少ないトレードと逆行が強いトレードでは心理的負荷に差が出ます。
逆行しないトレードと逆行するトレードに差がないか?を調べてみましょう。
上位足
マルチタイムフレーム分析でトレードしている方は、ほぼ必ずと言っていいほど「上位足の動き」を確認すると思います。これもタグ付けしてしまいましょう。上位足の相場状況によって、トレード成績に差が出るかを調べることができます。
トレード時の感情
トレードノートをつける時は、トレード時の感情を記録すべきと主張される方は多いです。
このような、感情タグをつけても面白いかもしれません。
その他タグ
わざわざグルーピングする必要のないタグは、その他に分類しておきましょう
- 特に重点的に振り返る必要のあるトレードにつける「ブックマーク」タグ
- スマホトレードとPCトレードと区別するための「スマホトレード」タグ
- 指標発表と関連するトレードにつける「指標発表」タグ