本記事では、トレード記録データの新規作成、編集、検索、削除の基本機能について解説します。
エクセルテンプレートと印刷機能、タグの設定方法については別記事で解説しています。

起動後のメイン画面(検索ページ)

日々トレ FXの起動時は検索ウィンドウが表示されます。
トレードの作成や各種設定は上のメニューバーから行います。

トレードを記録する

動画で操作イメージを確認

新規作成画面

メイン画面から新規メニューを開いてください。新規作成用のウィンドウが開きます。
記録項目は、成績(日付、pips、枚数、収益)、タグ、コメント、チャート画像です。
成績は4つまで、チャート画像は最大10枚まで、タグは最大12個まで記録可能です。

分割トレードの記録にも対応
  • 分割エントリー
  • 分割決済
  • ナンピン
  • 試し玉

など、いくつかのポジションに分割したトレードをひとまとめにして記録することができます。
4分割まで対応。各トレードの成績&全体の集計を確認することができます。
ツールバーの「分割数」で調整できます。

分割トレードの記録エリア(3分割の場合)

成績を記録する(MT4、MT5と連携した自動入力。)

インジケーター「tradeinfo_copy」「historyline_shortcut」(MT4の場合)をチャートに適用した状態で実施してください。

  1. チャート上にトレード履歴を表示

    MT4の場合…インジケーター「HistoryLine_Shortcut」をチャートに適用した状態で、作成用のキー(デフォルトは「C」)を押してください。

    インジケーター「HistoryLine_Shortcut」

    ・「HistoryLine_Shortcut」は、日々トレ FXダウンロードZipファイル
    自動入力補助ツール/mt4版の中にあります。
    これをMT4チャートに適用させてください(手順はこちら)

    インジケーターの場所

    ・「HistroryLine_Shortcut」は、指定したショートカットキー(デフォルトは「C」)を押すだけでチャートと同通貨ペアのトレード履歴をチャート上に全表示させるインジケーターです。
    こちらのページで詳しく解説(外部リンク)

    MT5の場合…チャートのプロパティ設定の「表示」タブ「チャート上にポジションとオーダーを表示」にチェックを入れてください。

    チャートのプロパティ画面。
  2. 線をダブルクリックでコピー

    「tradeinfo_copy」の機能により、ダブルクリックされたトレードの情報がクリップボードにコピーされます。

    チャート上にエントリーと決済を結んだラインが表示されています。
これをダブルクリックしてください
  3. 成績の貼り付け

    成績入力行の右端、自動入力ボタンをクリックしてください

    日々トレ FX 新規作成ウィンドウの成績入力欄
    MT4(MT5)をご利用でない方

    MT4(MT5)をご利用でない方は自動入力機能が使えません
    キーボードからの手入力が必要です。

タグを記録する

  1. タグ選択ウィンドウを開く

    ツールバーのタグ設定ボタンをクリックすると、タグ選択ウィンドウが開きます。

    タグ設定ボタンの位置
  2. タグにチェックを入れる

    トレードに該当するタグにチェックを入れてください。(最大12個まで記録可能)

    タグ設定ウィンドウ
  3. 完了

    OKをクリックで完了です。タグ一覧の枠内に先ほど選択されたタグが一覧表示されます。

    日々トレ FX タグ一覧にトレードのタグが表示される

トレードにコメントをつける

トレードに関する詳細コメントを記載できます。
枠は小さいですが、スクロール対応なので行数不足の心配いりません。

コメント欄

画像を記録する

新規作成ウィンドウの下半分でチャート画像の操作を行います。

画像操作エリア。
各種ボタン、タブの切り替え、画像表示枠
  1. 画像のキャプチャ
    画像キャプチャの様子

    専用のキャプチャソフトを使ってチャート画像をコピーしてください。
    基本的にはWindows標準装備のSnipping Toolで十分です。

  2. 貼り付けボタンをクリック

    貼り付けボタンクリックで、チャート画像がプレビュー表示されます。
    これで完成です。

    貼り付けボタンの位置。
クリック後、チャート画像が表示されている
  3. 繰り返す

    複数枚のチャートを記録する場合は、タブを切り替えて①②の操作を繰り返してください

    タブの切り替え。クリック位置

記録データを保存する

保存ボタンをクリックしてください。記録されたトレード内容が表示されます。

保存ボタンの位置

トレードの再編集やそのまま次のトレードの新規作成も可能です。

再編集ボタン、追加で新規作成ボタンの位置

トレードを検索、閲覧する

検索条件を入力する

メインウィンドウの上半分は検索条件。①上限値と下限値を入力②タグ設定(別ウィンドウ)③表示設定(順序、タグの強調表示)
  1. 日付、Pips、枚数、収益の上限値と下限値を入力します。
    Pips、枚数、収益にに関しては必須入力ではありません。空白の場合は、上限値、下限値無しで検索されます。

  2. タグ条件式の作成

    「タグ条件」下の設定ボタンクリックで、タグ検索条件の設定ウィンドウが開きます。

    • タグ左横の+ボタンまたは論理式パーツをクリックすると、カーソルの右側の位置にタグ(論理式パーツ)が追加されます。
    • カーソルは「→」「←」ボタンで移動できます。
    • 「1文字消去」ボタンはカーソル左側のタグ(論理式パーツ)が削除されます。
    • 「クリア」ボタンは検索条件をクリアして最初からやり直したいときに使います。
    • 完成したら、「検索条件決定」をクリックしてください
    論理式検索

    日々トレ FXでタグを検索する際は、論理式検索ができます。
    見たいをトレードを過不足なく検索できるので便利です。うまく活用してください。
    「USDJPY AND EURJPY」→ USDJPY、EURJPY両方含むトレードを検索
    「USDJPY OR EURJPY」→ USDJPY、EURJPYどちらか(または両方)を含むトレードを検索
    「USDJPY NOT EURJPY」→ USDJPYは含むが、EURJPYは含まないトレードを検索

  3. 表示設定
    • 表示順序はID順(=作成された順)、日付昇順、日付降順から選択できます。
    • 「赤で強調表示」「青で強調表示」でタグのグループが選択できます。
      検索後、そのグループに属するタグの色が赤または青に変わり、検索結果が見やすくなります。
    売買方向を赤で強調表示。
時間帯を青で強調表示
  4. 検索実行
    検索実行

    検索実行後は、ウィンドウ下部にトレードが一覧表示されます。
    各トレードのID(=保存順)、pips、タグなどの簡易情報が表示されます。

    検索をやり直す

    「クリア」ボタンをクリックで、検索条件、検索結果をクリアします。
    検索を最初からやり直したいときに使用してください

トレード詳細情報を閲覧する

画像やコメントなどの詳細情報を見たい場合は、
検索実行後、「選択」列のボタンをクリックしてください。トレード詳細ウィンドウが開きます。

「←」「→」ボタンでトレードの移動が可能です。

トレード詳細ウィンドウを開いた状態で検索ウィンドウの選択ボタンを再度クリックすると、クリックされたトレードの位置に移動します。
検索結果を見ながら、気になったトレードは詳細モードで画像などを確認という使い方ができます。

検索結果とトレード詳細ウィンドウ。

トレードを編集する

トレードの詳細ウィンドウで、編集ボタン(ペンのアイコン)をクリックしてください。

トレード編集ボタンの位置

編集モードになります。操作方法は新規作成の場合と同じです。

編集モード
初期値リセットボタンで編集前に戻せます

編集前の状態に戻すこともできます。
リセットボタン(回転矢印アイコン)をクリックしてください。
編集をやめたくなったときや、いったんリセットしてからの再編集のような使い方ができます。

リセットボタンの位置

トレードを削除する

削除ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリックしてください。
確認ダイアログが表示されますので、OKをクリックしたください。

削除ボタンの位置

削除後もトレードの閲覧は可能です。